子どもに「どうして勉強しないといけないの?」と聞かれたら

育児
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こんにちは、けんしゅふです!

子どもに聞かれたことはありませんか?

悩める子羊
悩める子羊

どうして勉強しないといけないの?

・・・回答に困るようなことはないでしょうか?

今回は、子どもの素朴な疑問に真正面からお答えします。

子どもだからといって適当にあしらわずに、
親としてどう思うかをきちんと伝えることが大事。

伝え方もいろいろあると思うので、
切り口もいろいろご紹介しています。

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勉強は贅沢なことなんだ

まずは、勉強は贅沢品だという切り口。

日本では義務教育として
中学校までは学校に行って勉強をしなければならない
とされているけれども、
行かなかったからっといって
刑務所に入れられるようなことはありません。

そもそも古代ギリシアでは
勉強は王族や貴族の嗜みで、
知識人は家庭教師として生計を立てるほど、
富裕層のみが許されていたものだったのです。
要するに贅沢ことということです。

現代でも勉強がしたくてもできない子は
世界中にはごまんといます。
日本に限ってみても、
思うような勉強ができていない子はたくさんいます。

勉強できる環境は
先人たちが切り拓いた素晴らしい道であり、
それを受け取ることができていることは、
実はすごく幸せなことなのです。

したくないなら勉強はしなくてもいい

贅沢品とか言っても子どもには理解し難いでしょう。

なので、突き放すわけではないですが、
したくないならしなくていいんだよ、
ということは構わないと思っています。

その結果がどうなるかはきちんと伝える必要はありますが。

少なくとも、親の見栄のために子どもが勉強するわけではありません。

お宅の〇〇ちゃん、また100点取ったんですって?

などと言われることは気分が良いものかもしれませんが、
そのために勉強をさせるのはよくないです。

勉強しなさいと言われてやる勉強では効率が悪いことは研究結果があるそうです。

また、誰かと比較して育てられた子は
劣等感を抱いたりI Qが下がったりするなど、
望ましいとは言えない影響もあるようです。

あくまで、勉強は自分のためにするものなのだよ
ということをきちんと伝えてあげたいですね。

目的を明らかにしてあげる

しなくていい、と言ってしまっては話が終わってしまって子どもが将来困るだけになってしまうかもしれません。これは避けたいですね。なので、「なんで」のところをもう少し考えてみます。

目的は勉強ではなく、選択肢を増やすための手段に過ぎない

「なんで」の部分に真っ正面なら答えることとして、
勉強が目的ではないことを伝えてあげるといいかもしれません。

知識を得ることそれ自体は尊いことですが、
多くの場合、
勉強が最終目標になることはありません。

勉強をするとどうなるのか=目標を示してあげると、
子どもは進みやすいです。

そして、
勉強をすると選択肢が増えるということは紛れもない事実です。
世の中に勉強が出来ないとなれない仕事というものが少なからずあります。
医者などが典型的ですね。
医学部に入らないと医師にはなれませんが、
医学部に入るためには勉強しないといけません。
勉強をしないと、医者になるという選択肢はなくなります。

勉強をしなくても就ける仕事はもちろんあります。
しかし、それは勉強ができても就ける仕事です。
両方選べるんですね。選択肢が2つになります。

選べることが絶対に大事とはいいませんが、
選べないということはあまり望ましいこととは思えません。

もちろん、選択肢を増やす手段は勉強に限りません。
ですので、勉強以外のことでも、
それがどういう道と繋がっているかを教えてあげることは大切なことでしょう。

 



小難しい話では子どもは受け入れてくれないのでゲームに例える

ここまで、大人なら「まぁ、そんな考え方もできるか」となるかもしれませんが、子どもには論理的な話をしたところで「ちょっと何言ってるかわからない」ってなられることも想像できます。

そこで、子ども側からわかるような例え話を考えてみるのはどうでしょう。

ロールプレイングゲーム

例えば、こんな話。

勇者よ、君はこの人生という長い冒険を戦い抜いていかなければならない!行く道には強いモンスターや難しい試練、仲間との争いもあるかもしれない。

しかし、立ち止まるわけにはいかない!君の人生は続くのだから!

これは父からの餞別だ、はいどうぞ。

棍棒・布の服・100ゴールド

死ぬね。このままやと間違いなく死ぬね。

けど、残念なことに人生にリセットボタンはないので、魔王城の前で自分の装備の貧相さに気づいても時すでに遅し。特攻かけるしかないんです。

そうならないように、スライム倒して、レベルアップして、装備整えて、パーティー組んで、準備万端ぶっかますわけです。

スライム倒したり、装備整えたりするのが、勉強なんです。

育成系ゲーム

ポケモンや最近ではあつ森などでしょうか。

私はあまりこの手のゲームをしないのでうまく例えることができなくて恐縮ですが、
いろいろなモンスターを仲間にして、育てて、
素材を集めて、たくさんの人と交流して、
話を進めていくのでしょう。

いずれにしても、
ボーッとしていて話が進むものではない。

自分の思うとおりの育成結果を出すためには何をすればいいか。
ゲームのようにうまくいくものではないけれど、
自分の育成ゲームだと思えば
勉強も必要なことだと思えるかもしれません。

ゲームでなくても子どもが好きなことに置き換える

子ども=ゲームが好き
という安易な構図から上の例を出しましたが、

ゲームでなくても構いません。

スポーツが好きなら、
スポーツで結果を出すために練習が必要であることを
音楽が好きなら、
音楽がうまくなるにはどうすればいいかということを

それぞれ好きなことに置き換えて話をしてあげればいいんです。

まとめ

切り口はいろいろあるかと思います。

今回ご紹介した以外にも、
ご家庭によって子どものと付き合い方はそれぞれでしょうから、
いつものノリでいい感じに伝えてあげてください。

大切なのは、してもしなくても
結果は全部自分(子ども)に返ってくるということ。

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

この記事が読んでくれた方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

以上、けんしゅふがお送りしました。それでは、また👋

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