こんにちは、けんしゅふです!
今回はNISAについてです。
NISAはご存知ですか?
なんか株の話?くらいしかわからない
あれや、あの、ほら、あれや!
なんとなくは知っていてもどんなものか説明してと言われると言葉に困りますね。
NISAについてはいろんなところで目にしたり聞いたりしてなんとなく知ってるけど実はよくわからない人も多いようです。
政府が用意してくれた節税制度ですから有効活用しないと損です。
NISAとは
まず、NISAとは少額投資非課税制度のことです。
漢字が並びましたね。アレルギー!
大丈夫です。名前は覚える必要はありません。
覚えておく必要があるのは2つだけ!
・一定額までの投資には課税されないこと
・非課税期間が決まっていること
この2つです。
この2つのことについて、
NISAは投資できる金額と非課税期間に違いをつけて、2つの制度を用意しています。
それが、一般NISAとつみたてNISAです。
大まかな内容は以下のとおり。
一般NISA
年間上限:120万円
投資期間:10年間(2014〜2023年)
非課税期間:最長5年
投資対象商品:上場株式、公募株式投資信託、上場REIT
年間上限はかつては100万円の頃もありましたが、
今から始めるなら120万円なので気にしなくていいです。
投資期間自体は10年間でしたが、既に新制度が発表されていますので、
2028年までは新NISAとして投資が可能です。
非課税期間は最長5年。
この最長というのは、一度売却してしまったりするとその年度のNISAの枠は使えなくなってしまうので、1年で売ったりしてしまうと、非課税期間も1年で終わってしまうということです。
長期保有は前提ではないかもしれませんが、
複利の恩恵を受けられなくなるので、あまりオススメはできません。
投資対象、投資方法については、通常の株式等売買と基本的に同じです。
ただ、上限額と非課税期間が決まっているというだけです。
普通に株式売買等をするなら、こちらの一般NISAを使うと良いでしょう。
2024年からの新NISA
年間上限:1階・20万円、2階・102万円
投資期間:5年間(2024〜2028年)
非課税期間:5年間、ただし1階部分はつみたてNISAへ移行可能
投資対象商品:1階・つみたてNISAと同じ、2階・一般NISAと同じ
NISAについては、見直しがされ、
2024年度から新NISAが始まります。
いろいろ変わっているんですが、
決定的な違いは、1階部分と2階部分に分けられたことでしょう。
今までのNISAでは全額が通常の株式等売買と同じように取引できていましたが、
新NISAでは、まず1階部分の積立投資を行わないと、
2階部分の枠も使えないという仕組みになっています。
趣旨はいろいろあるんでしょうけど、
投資行動の促進をしたいけど、投機的な行動が増えると困る。
その中間をなんとか取り持ちたかったのかなと思っています。
つみたてNISA
年間上限:40万円
投資期間:〜2037年→2043年まで延長(新制度)
非課税期間:20年間
投資対象商品:特定の投資信託
つみたてNISAはその名のとおり、
積み立てていくことが予定されています。
年間の上限額も40万円と一般NISAに比べて少額です。
政府としては、少しでも投資にお金を回したいと思っているのでしょう。
少しずつでも積み立てて投資しておくことで、
将来にも備えさせたいのかもしれません。
後で述べますが、僕はこのつみたてNISAを利用しています。
年間に投資できる金額があまり多くないことと、
短期間の投資で一喜一憂するのが精神的にもたないかなと思ったからです。
もし、
投資に興味はあるけどあまり種銭がないとか、
とりあえずちょっと始めてみたい、
という方はつみたてNISAでもいいかもしれません。
ただし、NISA口座を一般NISAとつみたてNISAとを行ったり来たりすると非課税の恩恵を受けられない場合もあるので、
そのあたりも考えて、やるならどちらか一方かはきちんと決めた上で、
一般か積み立てかのどちらかを継続してやることをオススメします。
NISAと税金
以上が、NISAの概要ですが、
兼業主夫として何を意識しておくべきなのかです。
確実に抑えるべきは、NISAは少額投資非課税制度のその名のとおり、
上にあげた各制度の上限の範囲であれば非課税ということですね。
投資をされる方であればご存知と思いますが、
株式売買等で利益が出た場合、所得税その他の税金で
利益の約20%は税金としてもっていかれます。
理不尽にも思いますが、そこは制度なのでやむを得ない。
通常の所得税のような累進課税でないだけマシと思いましょう。
これが、NISA口座を利用するだけで、
税金との関係では約20%の税金を支払わずにすむので、
かなりでかいです。
同じ投資をするなら税金も払わないほうがいいですよね。
以上がNISAの基本と、税金を支払わなくてよいお得な制度であることのご紹介でした。
NISAの始め方はいろいろありますが、
ネット証券口座を開いて進めるのが手数料とかの面でいいでしょう。
投資を始めようとされてるなら、
NISAから始めるのも選択肢としていいでしょう。
ここからは僕のNISAの状況についてです。
投資の際に税金がどんな影響を与えるかも少しだけ書きました。
NISAとしてはまだはじめたばかりですが。。。
投資と税金の関係
まず、僕は投資にかけられる種銭がそこまで多いわけではないので、
基本的には投資はNISA口座のみでやっています。
また、投資に意識を持っていかれるのもしんどいので、
つみたてNISAを選んで、長期投資で平均化させていく予定です。
また、上でも書きましたが、投資における税金を考えると
NISA以外に投資して無駄な費用を支払いたくないというのがあります。
投資のリターンは5%でれば上出来といわれていますが、
税金があると、実質リターンは4%になります。
「1%程度ならいいでしょ」
と思うなら、それもいいでしょう。
しかし、投資における1%の差は無茶苦茶でかいです。
つみたてNISAは年間の投資上限も多くありませんが、それでも最大で月33300円くらいを20年間かけられます。
これを年利4%と5%で計算すると、
4%の場合
5%の場合
一目瞭然ですね。
140万円以上の差がでています。
もちろん、こう単純に計算できるものでもありませんが、
税金の有無は無視できるレベルではないと思います。
もっと投資に出せる種銭があるなら別ですが、
NISAを選ばない理由はないです。
NISA口座の開設場所
これもどこでもいいといえばどこでもいいですが、
NISA口座とはいえ、取引等の手数料は通常通り必要です。
ここで、覚えていておいていただきたいのが、
通常の銀行窓口や証券会社窓口では、かなり手数料等が取られます。
別に恨みがあるわけではなく、純然たる事実の比較です。
じゃあ、どこで開設すればよいのかということですが、
先にも書いたとおり、ネット系の証券会社がいいでしょう。
手数料等や商品を見ても、これ以外は考えにくいです。
手数料等が合わせて0.5%以上取られるようなら、
それは金融機関側の手数料分と考えた方がいいかもしれません。
「お世話になっているから」
と慣れた金融機関でお世話になるのは自由ですが、
そのお金は誰のもので、誰のために投資しているのかはよく考えるべきです。
相手は商売でやっているわけです。
ちなみに僕はNISA口座は楽天証券で開設しています。
楽天経済圏の奴隷です。
ポイント投資もできるなど、汎用性の高さを考えると
楽天経済圏に取り込まれることは、必ずしも悪ではないと割り切っています。
投資商品について
僕が購入している商品ですが、通称のものもありますが、
- ・楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
・楽天・バンガード・ファンド(バランス債券重視型)
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
を毎日100円ずつ積み立てています。
これに加えて、月に1度
- ・楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
を各500円ずつ買っています。
月々の投資額は概ね1万円くらいと思います。
NISA枠を全て使い切れてはいませんが、
無理に投資をして生活に影響が出ては本末転倒なので、
とりあえず無理のない範囲で、
余裕ができれば都度都度増枠して使おうかと思っています。
リターンは始めたばかりなので参考にはなりにくいですが、
コロナの影響等もあって、
低いときに買えてそのまま評価が上昇しているという感じで、
7〜8%のプラスです。
投資額は240万円ですが、このままのリターンでいけばヤバイですね。
1万円とはいえ、複利の力、おそるべしです。
まぁ、あまり夢はみずに淡々といきます。
さて、いかがだったでしょうか。
NISAについてでした。
あまり細かいことには触れず、制度概要についてだけでしたが、
とりあえず、口座を開設するだけでもいいのかなと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
この記事が読んでくれた方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
以上、けんしゅふがお送りしました。それでは、また👋