帰路にてカミさんからの連絡
いつも通り帰路についていると、
カミさんからのLINE。
「クリスピークリーム寄れる?」
奇跡のタイミング
帰路の途中、
電車の乗り換えの道すがら、
クリスピークリームドーナツがあるのだが、
次の駅との距離でいうと、
店舗は通り過ぎることになる。
いき過ぎてから戻るのは、
正直めんどくさい・・・
そんな立地関係の中、
店舗まで50m程度のところでのカミさんからの連絡。
スマホを確認し、
返事をして、
店舗に向かうのに、
なんのストレスもないタイミング。
どこかで監視されているのではないか、
そう思わせるほどに、
奇跡的にちょうどいいタイミングでの連絡であった。
まさかの大行列
スムーズにクリスピークリームに向かうと、
何やら人混みが。。
たまにしか行かないけど、
いつも行列になるような事はないのに
この日に限って、
まさかの大行列。
女子大生?女子高生?
くらいの集団が、
どうしようかと悩んでいらっしゃる。
普段であれば、
オシャレ女子たちに圧倒され、
後ろに並ぶようなことはしないし、
そもそも並ぶくらいなら買わないが、
今日は使命を帯びている。
そう、
家でカミさんと、娘ちゃんが
ドーナツを待っているのだ。
父ちゃん、いきます!
並ぶだけやけど。
親切な人との出会い
とりあえず並んでいると、
前のオシャレ女子たちは
何やらお悩みの様子。
何を買うのか、
買うべきか買わぬべきか、
飲み物をつけるかなど、
言っている。
聞き耳を立てたわけではないですよ!
時間がかかるようなら
乗りたかった時間の電車に乗れないなぁ・・・
とか、考えてたので、
様子を伺わざるを得なかったのです。
時計を見ながら、
電車一本遅らせるかとか考えていると、
無言のプレッシャーを与えていたんでしょうね。
前に並んでいるオシャレ女子たちが、
「お先どうぞ」と。
スタイリッシュ!!!
オシャレ女子どころか
素敵レディやったんか!
おかげさまで
無事ドーナツを持って、
予定通りの電車に乗って、
家まで帰り着くことができました。
ありがとう、素敵レディたち。
この恩は、直接返したいけど、
多分無理やから、
いつか同じような境遇の人に出会ったら、
恩を送ることにします。
娘ちゃん、ドーナツに夢中
素敵レディのおかげで
無事届けられたドーナツであることなど
知る由もない娘ちゃんは
父ちゃんに「ありがとう!」といい、
期間限定のチョコドーナツを
貪り食うのでした。
本当にドーナツがお好き。
美味しいもんね、ドーナツ。
次女ちゃんはまたも蚊帳の外
次女ちゃんには
さすがにまだドーナツを食べさすわけにはいかないので、
そっと側で見るのみ。
テーブルにつかまり立ちして、
ドーナツが入ったお皿を覗き込み、
「うまそうなもん食っとるやないか」
「私はどれ食べたらええんや」
「私の分はないやと!?なんでや〜!!」
と、言わんばかりの顔で、
「あ゛〜!!」
と申し添えられる。
あと少ししたら、
一緒に食べようね🍩