子どものお小遣い〜伝統的なやり方〜

戯言
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こんにちは、けんしゅふです!

さて、今回は子どものマネーリテラシーを上げるために
勉強の大きな機会となるお小遣いのあげ方について考えてみます。

多くの人が、経験したであろう、伝統的なお小遣い事情について
少し考えてみましょう。

ちなみに、
なんやかんやと記事にしていますし、
これからも記事にしていきますが、
決して個人的な考えでなく、いろんな本などに書いてあることを、
私なりにまとめております。

いろいろと、育児とお金を考えるために本を読んでみましたが、
大体書いてることは同じようなものだと、
少なくとも僕は読み取りました。

まだまだ読み漁っていくつもりですが、
読みやすく面白かった本を5つほど載せておきます。
自分の勉強にもなりますし、普通にオススメですよ。

こんな感じです。
もちろん、もう少し大人向けなタイトルのものも読んでいますが、
子どものマネーリテラシー向上を考えたときに
13歳からの〜とか、高校生が〜とかは
視点としてとても有用です。

では、本題⬇️

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伝統的な方法は生活保護的給付

おそらく、多くのご家庭では
お小遣いについて、

小学生のうちはいくら、中学生になったら、高校生になったら

というようなお考えなのかなと思います。

引用元”金融広報中央委員会「知るぽると」”
引用元”金融広報中央委員会「知るぽると」”

上のデータは2015年度のものですが、
多くの場合が、定期的にお小遣いをあげているようです。

このお小遣いを定期的に上げることについて、
例えば、家を国とすれば、
親は国の方針を決める人なので国家元首とでもいいましょうか。

家族は国民になりますが、
自分でお金を稼ぐことができない人も当然います。
稼ぐことができない人=子どもですね。
その子どもに、国=家の財布から必要なお金を与える。

お小遣いというのはこういう仕組みであるかと思いますが、
これって、国でいう生活保護と同じようなものと思いませんか?

何もしなくてももらえる

生活保護が問題というわけではないんですよ。

仕組みとしては悪くないと思いますし。

問題は、何もしなくても一定額が貰えてしまうということなんです。

月に100円か1000円か1万円かは知りませんが、
その金額が放置していても、なんの気無しに入ってくる。

これではそのお金がどういう価値を持つものかを意識する機会がありません。

他にも問題はあって、
家は国じゃないのでいつか無くなりますし(国だっていつ無くなるかわからんけど)
国家元首たる親も、いつまでも与えてあげられるかはわかりません。
一財産築いてあげて、与えられるようになったとして、
それが子どもにとっていいこととも限りませんしね。

いつまでも、
何もせずにお金をもらい続けることができるわけがないんですが、
子どもはお金をもらうことを意識せずに生きてきたので、
急にもらえないとなっても、どうしたらいいか分からなくなってしまいます

何もせず得られるものに意識はいかない

こんな経験はないでしょうか?

それなりに高価なものだけど人からもらったプレゼント、
今はどこにあるかわからない。

あるあるかなぁと思ってますが、
物の価値はどうやって手に入れたかにも影響を受けます。

プレゼントでも、ねだってねだって、
お願いして頑張ってやっともらえた物だったら、
大切にしませんか?

お小遣いだって、
ただ貰うだけよりは、
どういう事情でもらっているかをわかっていた方が、
そのありがたみも価値も考えるようになります。

マネーリテラシーは育たない

伝統的なお小遣いのあげ方でも、
それはそれでいいのかもしれません。
子供が必要としているお金を渡すという目的は果たしています。

いずれは仕事のことも勝手に考えだすでしょうし、
お金のことは自分で学んでいけばいいという考え方もできます。

しかし、それでいいんでしょうか?

お小遣いをあげても

「どうして全部使っちゃったん?」
「なんでそんなもの買ったん?」
「どうやって管理してたん?」

と、子どもに問い詰めるシーンなんかはよく見かけますが、
そりゃ、お小遣いあげただけだと、
 どう使っていいかも、
 何を買うべきかも、
 どうやって管理すればいいかも
分かるわけがない。

お金は大事だと思うなら、
お小遣いをあげるのはいい機会なんです。

子どもが必要なものがあるなら、
お金を渡さなくても買ってあげればいいんです。

なんのためにお小遣いという仕組みを使って
子どもにお金を渡しているのか。

子どもがいい意味でお金のことを意識できるように、
上手にお金を使えるようになるために、
マネーリテラシーも一緒に育ててあげるのがいいですよ。

 



大切なのはどんな形でも意識させること

マネーリテラシーとかいうと小難しくてどうしたらいいの?
と思うかもしれませんが、
その方法は別の記事でいろいろご紹介していきます。

ただ、大切なのは、
どんな形でもいいので
お金というものがどういうものなのか
を意識させることです。

すくなくとも、

放っておいても毎月決まった額をもらえるものだ

などと思わせないことです。

どうしてお小遣いが必要なのか、
どうやって使っていくのか、
ルールを決めて、お金というものを意識させていきたいですね。

まとめ

今回は伝統的なお小遣いのあげ方について、
これではお金に強い子どもは育たないということでした。

これからは
子供とお金を考える機会を生活に取り入れる方法なんかを
記事にしていこうと思ってますので、
是非是非読んでくださいませ。

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

この記事が読んでくれた方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

以上、けんしゅふがお送りしました。それでは、また👋

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